2023.04.07
寝違えによる首の痛み 40代男性
2022.12.24 肩こり・首痛
40代男性が、2週間前に首を寝違えて来院しました。
朝起きてすぐが一番痛く、日中は楽になってくるとのことです。仕事はデスクワークです。以前から肩こりを感じることはありました。
来院時の症状
・頚部右回旋で右側の痛み
・頚部の可動域が全体的に狭くなっている
・猫背
施術後の経過
炎症は無く、頸部の関節の可動性低下と、筋肉のひっかかる感じが見られました。
朝が一番つらく、動かしていくるうちに、次第に筋肉の血流が良くなり、頚部の動きがスムーズになるとのことでした。
傷めた直後は、炎症などがあり、傷めた患部の痛みが強いことが多いですが、今回の場合には、痛めた患部が治りづらかったのは、慢性的な首・肩の筋肉のこりが原因だと考えられます。
特に、右側の筋肉がより固くなり、関節の動きを妨げていたために、可動域に左右差が見られました。
担当のコメント
デスクワークなどで、首の前側にある、胸鎖乳突筋や斜角筋の緊張が強く、慢性的に首の可動性が妨げれらていたと考えられます。
頚部の可動性をつけ、傷めた筋肉を少しずつ動かしていくことで可動性が改善し、左右差もかなり解消されました。
現在は、患部だけでなく、姿勢の改善を含め、首・肩に負担をかけている要因を取り除くように施術をしています。また、ストレッチも習慣的にして頂けていますので、良い状態を維持しています。