40代男性が左足底の痛みを訴えてご来院しました。

社会人チームとして毎週末サッカーをしていて、去年あたりから足裏に痛みを感じるようになっていました。いつも翌週の練習時には痛みが引いていたため放置してしまいました。

先月あたりから痛みがとれず、歩行中にも痛みを感じるようになりました。仕事にも影響がでるようになりカイロプラクティックを受けてみる事にしました。

・歩行時の膝の痛み
・左足底の痛み

初回の施術では痛みの緩和は見られたがまだ歩行の際は痛みが残りました。

3回目の施術で歩行中の痛みは8割軽減し、仕事に支障が出ないレベルまで回復しました。

現在5回目の施術で歩行中に痛みを感じることがなくなり、軽い運動もできるまでになりました。

今回の症状は足の裏にある足底腱膜という靭帯がサッカーでのオーバーユースにより損傷を受けたことによって起きた足底筋膜炎というものです。

下肢の全体（主にふくらはぎ）の緊張が強く、これらの筋群が足底腱膜を引っ張ることにより負荷を増強していた事が主な原因として考えられます。

足底に影響を与えていると思われる筋肉の緩和を同時にすることによって徐々に症状の改善がみられた症例です。