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ランニング時の大腿前面の痛み 40代 男性

2022.11.14   下肢痛・痺れスポーツ障害

ランニング時の大腿前面の痛み 40代 男性

40代男性がランニング時の大腿前面の痛みを訴えて来院しました。

先月辺りからランニングをしている最中に太腿前面に痛みを感じていて、脚を前に出す動作も以前よりしずらく時折小さな段差などにもつまずくことが多くなった。

 

来院時の症状

・ランニング時の太腿前面の痛み
・太腿全体の張り感
・脚を前方に出す動作に違和感を感じスムーズに出せない

 

施術後の経過

初回の施術では太腿全体の張り感は緩和されましたが、ランニング時に感じている痛みはまだ残りました。

3回目の施術で大分痛みは軽減され、5回目の施術で違和感・痛み共に消失しました。普段からランニングをする習慣があるため、現在は3週に一度のペースでメンテナンスを行っています。

 

担当者のコメント

今回は症状は、大腿前面の大腿四頭筋に過緊張が起きていたケースです。太ももを前に出す動作(股関節の屈曲動作)がうまく行えない状態でした。

股関節の屈曲動作を行うためには脚の筋肉の他、腸腰筋(お腹の深層にある筋肉)の働きも重要になってきます。今回は腸腰筋の障害が起きていたことにより、太腿の筋肉に負担がかかり痛みが現れていたと考えられます。

慢性化した症状は、二次的、三次的症状を引き起こします。腰痛+脚の痺れ=ヘルニアと思い込んで、逆に自己暗示をかけてしまうケースも多々ありますので注意が必要です。