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顎の痛みと口の開けにくさ 40代 男性

2022.11.14   顎痛・顎関節症

顎関節症の症例①~顎の痛みと口の開けにくさ

40代男性が顎の痛みと口の開けにくさを訴えて来院しました。

半年ほど前に焼き鳥屋さんに行って硬い軟骨を食べた時にごりっと音がして口が開かなくなってしまいました。口を開けても左の顎関節が痛くて指一本分くらいしか開きません。

整体や鍼灸に通って少しづつ良くなってきましたが、まだ指2本は入りません。最近は、施術を受けてもあまり変化が見られなくなってきました。

ネットでいろいろと調べてカイロプラクティックを受けてみることにしました。

 

来院時の症状

・開口できない
・左の顎関節が硬い
・左の首から肩にかけてのハリ感

施術後の経過

毎施術後、少しずつ口が開きやすくなっている実感はあったとのことですが、6回目の施術後からしっかり動く感じが出てきました。

指も3本まで入るようになり食事もスムーズにできるようになりました。動きはついてきましたが違和感が残っているため現在も施術を継続しています。

担当者のコメント

この患者さんは、当院に来院前に色々と施術を受けていましたが、局所的な施術が多かったのか身体全体のバランスはかなり崩れていました。

顎関節症を引き起こす原因は色々と考えられますが、今回の場合は瞬間的に強いストレスがかかったことが一番の原因と思われます。

顎関節が正常に働くためには頭蓋骨、下顎骨、上部頚椎の3つがバランス良く動く必要があります。当然それらは身体全体からの影響も受けるわけですが、この患者さんは首から肩にかけてのバランスの悪さだけでなく、身体全体のバランスの悪さが非常に目立ちました。

顎に集中した施術はさんざん受けてきたということもあり、全身の歪みを整えるところからスタートすることにしました。胸鎖乳突筋(首前側の筋肉)の緊張の緩和や後頭骨の動きの調整も行いましたが、顎の施術に入る前に全身を整えると顎の動きにも変化がみられました。

発症直後などは、全身をしっかりと整えることで改善することも多々あります。痛みを感じたら早めにご相談ください。